列車の安全運行に必要な防災情報の的確な把握と異常時の迅速な対応を図る為、鉄道沿線に配置されている
水位計、地震計、雨量計、風速計、レール温度計、積雪計、検知計(落石、洗堀、土砂崩壊、橋桁)等の気象観測機器の測定データを通信回線を用いて常時収集して、指令センターや各保守区等の表示装置にて監視できるシステムです。
各測定データが規制や警戒の基準値に達すると当該区間の表示とブザーによる警報を発し、列車の運転規制を迅速且つ確実に判断する事ができます。防災情報システムは、通称JR東日本ではPreDAS(プレダス)、JR北海道ではARISS(アリス)と呼ばれております。